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- 任意後見制度とは何ですか?【ID:2400】
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任意後見制度とは、老化や認知症、病気などで判断能力が不十分になった時に備えて、財産管理や身の回りのことをサポートしてくれる方(任意後見人)をあらかじめ定めておく制度です。
任意後見契約は公正証書を作成して締結し、誰に何をサポートしてもらうかも自分で決めておくことができます。任意後見人(任意後見受任者)として、家族や親戚、知人、弁護士などだけでなく、法人を選任することも可能です。
なお、任意後見契約は、判断能力などの衰えなどを感じた後、家庭裁判所に申し立てを行い、任意後見監督人※の選任を受けます。任意後見監督人が選任された時から、任意後見契約は効力を生じることになります。
※任意後見監督人とは、任意後見人が任意後見契約に沿って適正に役割を果たしているかを監督する人をいいます。